シルクスクリーンプリントのメリット・デメリット
2018年07月23日 14時48分
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メリット
- 色のチョイスが多い(調合により色を調整することができる)
- 版を作るので、刷るTシャツの数が多ければ多いほど、1枚当たりの値段が安くなる
- 版を作るので、同じデザインで色違いをかんたんに作れる
- プリントの耐久性
デメリット
- 色ごとに版を作る必要があるので、版の数が増えれば増えるほど版代が多くかかる
- 刷る枚数が少ないと割高
- グラデーションなどの微妙な色表現はできない
- クオリティーに若干ムラ
フルカラー転写
フルカラー転写は、プリンターを使って専用シートに版を印刷し、そのシートをTシャツ本体に圧着させるプリント方法です。フルカラープリンターを使用するため発色が良く、微妙な色表現に優れています。カラー写真をそのままTシャツにプリントしてしまうことも可能です。メリット
- フルカラーで微妙な色表現にも優れる
- 細かいデザインを表現可能
デメリット
- デザインの周囲に縁取りができてしまう
- プリントが少々分厚くなるため、シャツ自体がごわつき気味になる
- あじわいに欠ける
インクジェットプリント
インクジェットプリントは、Tシャツボディーに直接インクを吹き付けてプリントする方法です。画像データをプリントアウトするような手軽さが魅力です。版を作る必要も無く、フルカラーでの表現ができます。メリット
- 版を作る必要が無いため、少ない枚数でも1枚当たりの値段は他のプリント方法よりも安い
- 転写のようにプリント部分がごわつかない
- 微妙な色表現ができる
デメリット
- ボディー生地により、色の影響を受けやすい
- ポリエステルには使えない
- 画像データをそのままプリントアウトするため、画質が低いと質の高いプリントができない
カッティング
着色シートをデザインの形に切り出して、Tシャツのボディーに貼り付けていく方法です。プリントという感じではないかもしれませんが、クラスTシャツでも背番号などのプリントは、カッティングシートを使って行われます。版を作る必要が無いので、個別の名前やメッセージを入れたいクラスTシャツには最適です。メリット
- シートを切り出すだけなので版を作る必要が無い
デメリット
- シートの色が限られる
- 単色のみ
- プレスで圧着させるため、そのプレス跡が残る